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ロードバイク乗りのための自転車保険の選び方

一般的な自転車よりスピードの出せるロードバイクに乗る場合は、どんな自転車保険を選べば安心なのでしょうか。

 

ロードバイクには保険が必須

最近はエコや節約、健康目的などで自転車に乗る方が増えています。同時にロードバイクで街を颯爽と駆ける姿も多く見られるようになりました。

ロードバイクは一般的な自転車よりスピードが出せるのが大きな特徴でしょう。また、通勤などの日常使いだけでなく、遠方へのロングライドも楽しめます。

早く走る・長く走るということは、それだけ事故のリスクも増えます

もちろん、ロードバイクに乗る方はその危険性も十分承知して安全な運転を心がけているでしょう。しかしどんなに気を付けていても、不意に事故を起こしてしまう・事故にあってしまう可能性をゼロにはできません。例えば物陰から歩行者が飛び出してきたら、避けようもなく衝突してしまうといったことも考えられます。

快適にロードバイクを楽しむためには、いつ事故が起きてもおかしくないと肝に銘じてその事態に備えておく必要があります

 

自転車保険とは

近年、自転車利用者の増加・自転車事故の増加などから、各保険会社から自転車保険が販売されるようになりました。多くの場合、以下の3つを含んだ商品です。

  • 自分がケガをした時の傷害補償(死亡・後遺障害、入院、通院、手術)
  • 人をケガさせたり物を壊してしまった時の個人賠償責任補償
  • その他のサービス(示談交渉代行やロードサービス)

傷害補償を主とするもの、逆に個人賠償責任補償がメインのものなど様々です。保険会社やプランによって示談交渉サービスの有無なども変わってきます。

ではその中で、何を目安に選んだらいいのか。説明していきましょう。

 

自転車保険の選び方

一番重要なのは個人賠償責任

ロードバイクに限らず、自転車全般に言えることですが、事故の際に一番心配なのは加害者になってしまうことです

自動車との事故の場合、多くは自転車側が被害者となるでしょうからさほど心配は要りません。

しかし相手が歩行者や同じく自転車であった場合、加害者として相手を傷つけてしまう可能性が十分にあります。少しのケガならまだ良いのですが、打ち所が悪ければ大きな障害を残したり、最悪死亡してしまうこともあるのです。スピードの出るロードバイクなら尚更です。

相手のケガの具合にもよりますが、治療費はもちろん通院費用や慰謝料など、様々な賠償が必要です。過去には数千万円の賠償命令が下ったケースも多々あり、賠償金が払えずに自己破産した人もいます。

そんな事態となっては、相手も自分も救われません。

事故相手への賠償を補償する個人賠償責任補償は手厚く用意しておきましょう

自転車事故の賠償命令最高額は、9,521万円です。1億円を超える賠償は可能性が低いので、1億円を目安に備えれば安心です

 

自分のための補償

自転車事故の場合、相手だけでなく自分もケガをする場合がほとんどです。

ロードバイクの場合、スピードが出るのでただ転んだだけの単独事故でも自身が大ケガを負うと考えられます。その為、入院や通院にも備えておきたいところです。

しかし、既に医療保険や死亡保険を契約しているのなら、これらでカバーできることが多いです。新たに自転車保険に入ると補償が重複してムダが出てしまうので、加入している保険の内容を確認しましょう

また、自転車保険として売り出されているものは傷害補償の範囲が交通傷害(交通事故によるケガ)のみに限定していたり、保険金額が一般的な医療保険より低かったりと、かなり限定的です。

費用を抑えながら効率よく備えるなら、傷病全般をカバーできる医療保険と、個人賠償責任保険とを組み合わせるのがおすすめです

 

おすすめの保険

費用を抑えてお得に備えるなら

費用を抑えて医療保険と個人賠償責任保険とを組み合わせる場合、個人賠償責任保険にはクレジットカード会員用の保険がおすすめです

カード会員限定の保険のため、一般的な保険より割安な商品が多いです。

中でも安いのは、エポスカードの「エポラク傷害保険」と三井住友カードの「ポケット保険」です。どちらも引受保険会社は三井住友海上火災なので、内容は基本的に同じです。

自由に組立てができる保険で、賠償責任付きのプランで一番安いものは月額140。個人賠償責任1億円・入院日額500円の内容で、示談交渉代行サービスも付いているので、高コスパといえます。

対象のカードを持っていない方にはカード発行の手間がありますが、それでも年間保険料を考えると損はありません。特にエポスカードは年会費無料なので、まだカードを持っていない方にもおすすめです。

詳しくは「クレジットカード保有者専用の自転車保険まとめ」で紹介しています。

 

ロードサービスがあると安心

ロードサービスを利用したい場合には、自転車保険への加入も意味があります

au損保の「Bycle」シリーズには、24時間365日対応のロードサービスがあり、50Km以内なら無料搬送してもらえます。事故や故障で走れなくなってしまった場合に便利なサービスです。

ロードバイクで遠出をする方、特に山などアクセスの難しい場所へ出かける方にはおすすめです。